この時期は全国各地で朝顔市が風物詩となっています。東京では台東区入谷の鬼子母神の「朝顔市」が有名です。夏の盛りに本番を迎える朝顔は若干の開花調整をして、朝顔市に並べられるそうです。
朝顔と言えば、夏休みの自由研究を思い出す方も多く、私たちにはとても親しみのある花のひとつです。今年の夏もまた、花の色や開花する様子などを早起きをした子供達が観察するでしょう。また秋には茶褐色の種子が付きます。指先でつまむと容易にはぜて種が現れるのが朝顔のもうひとつの楽しみではないでしょうか?実はこの種は漢方では下剤にもなるとか。朝咲いて、元気に午前中越えたあと、午後は少ししんなりとなえた様子の朝顔は、日本の夏を感じ親しみがわきます。 |